ETFとは上場投資信託と言い、株式と同様に市場で取引することができる投資信託のことです。通常の投資信託の場合は、いわゆるリアルタイム取引をすることができません。1日1回だけ定まる基準価額にしたがって取引することしかできません。
しかし、ETFは株式の銘柄と同じように証券会社を通じてリアルタイム取引ができます。つまり、デイトレードも可能となります。株式と同じ口座で管理できますので、新たに口座を開設したり、手続きを行う必要がありません。また、ETFは通常の投資信託に比べて運用コストが安く済むことがほとんどです。長期で資産運用するにあたって、それはとても有利なことです。商品の種類は増えつつあります。日経平均やTOPIXに連動したものはもちろんのこと、金や銀、石油、海外株式など様々です。
他にも銀行株ETFや新興国株式ETFなどもあります。海外株式は個別銘柄で購入するとなると、為替手数料が発生しますので、かなりコスト負担が膨らみます。そんなときにETFを活用すれば良いでしょう。また、分散投資が少額で簡単にできることもメリットです。特に初心者には仕組みが簡単で分かりやすく、運用しやすい商品と言えるでしょう。
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